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十日ほど前から台湾に来ている。
台北を素通りし、花蓮、台中、日月潭を経て、今は台湾第二の都市、高雄にいる。

数ヶ月前に台湾を一周したところだが、その時は列車に乗りっぱなしの旅だったから地方の町でゆっくりする時間がなかった。
今回は仕事とはいえそれぞれの町で数日を過ごす日程が組まれている。そこそこに町の雰囲気を味わう余裕があるというわけだ。

僕は大都会の台北ですらのんびりしているという印象をもっている。それはいわゆる南国独特のゆったりとした時間の流れというのとはまた違い、外国人である僕がまったく気を張らないでいられるという「ゆるさ」であろうと思う。台湾とはそういうところなのだと、来るたびに実感する。実に居心地が良い。

初めて滞在した花蓮という町は台北よりもはるかにのんびりしていた。
ぶらぶらしているとすぐに町の全景が掴めてしまう。それほどにこじんまりとしてはいるが人々は陽気で、活気がある。
台北や高雄とは違って高いビルがない。どこを見渡しても「会社」ではなく「店」という単位で商売が成り立っている感じがする。
数日滞在した花蓮市街の裏通りには、しばらく生活してみたくなるような安堵感があった。

花蓮郊外には太魯閣という美しい渓谷もある。ここは花蓮を訪れる人にとっては必見の景勝地のようだ。

名物のマンボウ料理をはじめ、うまいものもたっぷりとある。海鮮以外も充実している。日本のメディアにも取り上げられているらしい、公正」という店。ここの包子(肉まん)は実にジューシーで、台湾ビールを飲みながら一籠10個入りをペロリと平らげてまった。


台北から電車で3時間弱。

せっかく台湾に来たからには台北だけに留まるのはもったいない。
少し足を伸ばしてみれば満喫できる、ひと味違った台湾もある。

2010.11.4


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