「西域」とは今の中国新疆ウイグル自治区のことで、タクラマカン砂漠の南側の道はかつて西域南道と呼ばれた。
最も古いシルクロードである。
西域南道は今、国道315号線として健在しており、このルートを、バスと乗合タクシーを使ってひたすら東へ走った。
ホータンからチャルチャン(且末)、ルオチャン(若羌)、依吞布拉克、花土溝、敦煌を通って今、甘粛省の柳園にいる。
新疆ウイグル自治区から青海省に入ったところにあるのが依吞布拉克、そこから約70㎞の地点にある花土溝が、今回の山場だったといえる。
詳しいことは朝日新聞ウェブサイト「&Travel」の「玄奘三蔵が歩いたシルクロードの旅」にて順次公開することになるので、ぜひ見ていただきたい。
https://www.asahi.com/and_travel/articles/SDI2018032958921.html?iref=andt_pc_kijilist_article_clickdeep
中国は外国人の泊まれるホテルが限られている。
都市部にはいくらでもあるが、「〇〇県」の中の、特に「〇〇鎮」レベルになると、日本でいう村くらいの規模しかなく、宿泊施設もぐっと少なくなる。
今回泊まったホテルと、他に外国人が泊まれるホテルは以下のとおりである。
チャルチャン:玉都賓館
ルオチャン:龍都商務賓館、楼蘭賓館
花土溝(依吞布拉克には泊まれない):茫洲大酒店(もう一軒あるが、満室で名前を忘れた、天華賓館?)
柳園:柳園賓館
金額はどこも標準房(ツインルーム)が1泊、120〜150元(2040〜2550円)。
チャルチャンと柳園に関しては1軒しかないらしい。
もしそこが満室だったどうなるんだろうといつも思うのだが、毎回なんとなっている。
柳園など、かの莫高窟を擁する敦煌の玄関口だというのに、たったの1軒とはどういうことか(敦煌はホテルだらけ)。
非常に限られた人に向けての情報であり、中国においては来年、来月どうなるものかも分かりかねるが、2018年10月現在で、確かなものである。
いつも美しい写真とブログを楽しんでいます。
中国写真の風景を懐かしく思い拝見しています。
以前は沿海部でも西域の様な街並みが其処彼処で見れたのですが、
今は何処も上海の様な街並みになって寂しい限りです。
これからも中国の写真を楽しみにしています。