旅行作家、下川裕治氏に同行取材した本「ディープすぎる シルクロード中央アジアの旅」新しく発売された。
KADOKAWAからは一昨年「ディープすぎる縦断鉄道旅行」が刊行されていて、そのときの取材でも大変な思いをしたが、今回も長く激しい旅だった。
裏テーマは「玄奘三蔵」。
三蔵法師がインドを目指したルートをできる限りだどった旅である。
当時、このルート上には仏教都市が点在しており、玄奘は各都市をつないでインドへ辿り着いたとされている。現在の中国、キルギス、カザフスタン、ウズベキスタン、パキスタン、インドのほかにアフガニスタンを通っているが、現在我々日本人は原則アフガニスタン入国ができない。
アフガンだけはカットせざるをえなかったが、なるべく忠実に玄奘の足跡を追った、渾身の一冊である。
ぜひともご一読いただきたい。