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日本, 旅記

沖縄 宮古島

車窓から見下ろす珊瑚の海

久米島に続き、バスに乗るべく7年ぶりの宮古島を訪れた。 朝は暗いうちから夜更けまで、乗れるバスには全部乗るという旅である。 宮古島は池間島、伊良部島、来間島のそれぞれと橋で繋がっている。 なかでも伊良部島にかかる伊良部大 […]

28 2月
2020

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久米島に続き、バスに乗るべく7年ぶりの宮古島を訪れた。
朝は暗いうちから夜更けまで、乗れるバスには全部乗るという旅である。

宮古島は池間島、伊良部島、来間島のそれぞれと橋で繋がっている。

なかでも伊良部島にかかる伊良部大橋は全長3.5㎞あり、通行料が不要な橋のなかでは日本一の長さを誇る。7年前に来た時はまだ建設中だったため、今度のバス旅で初めて渡ることになったのだが、日の向きや天気によって変わる海面や珊瑚礁の表情に見入ってしまった。
まるで大蛇のように豪快でシャープで優雅な橋である。

橋には路肩にちょうど車1台がかわせるくらいのふくらみがある区間があるのだが、そこで車を下りて景色を楽しんでいる人が結構いる。バス移動ではできない特権に、気持ちよさそうだなぁと無邪気に羨ましがっていたが、実はこのスペースは緊急用で、一般の車は止めてはいけないらしい。
翌日、同じところでタクシーがハザードランプを点けて止まっていた。そばでは若い女性が3人、キャッキャと笑いながら写真を撮っている。タクシーの運転手が「しょうがねぇなぁ」とサイドブレーキを引くあたり、さすが沖縄の離島である。
この日は2月にも関わらず30℃にせまる暑さで、歩いて渡る観光客の中にはぐったりしているひともいた。日差しを避ける術がない洋上の3.5㎞を舐めてかかってはいけないらしい。

バスは平良(ひらら)港のバス停を起点にする路線が多い。
7年前、この港から多良間島に渡ろうとしたが、悪天候で欠航になり、断念して空港へ向かった。
伊良部大橋が架かったいま、客船は1日1往復の多良間線だけになっている。

次のバスを待つあいだ、静まりかえった港を眺めていた。


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